2019年3月21日
上手に子どもの写真を撮るコツ
プロが撮る写真ももちろん素敵だけど、自分の腕でも素敵な写真を上手に撮りたい!そんなご家族へ向けて、ご家族の笑顔につながる写真について大田区を拠点に出張写真館やフォトレッスンの活動をされているプロカメラマンの小西さんにお話をお聞きしました。
■目次
ご家庭で上手に子どもさんの写真を撮るコツ
ちょっと質問に反してしまうかもしれないのですが…。
逆に、「上手に撮る」ということを意識しすぎない方がいいのではないかなと思います。
ご家庭で撮る写真は家族にしか撮れない特別な写真です。
写真館や出張撮影のようにおしゃれさを追求するよりも、今その瞬間の表情を切り取ることが一番の思い出になると思います。
多少背景がゴチャゴチャしていても、「あの時こんな部屋だったなぁ」「こんなおもちゃで遊んでいたなぁ」と写っているものすべてがきっと想い出になると思います!
ご家庭での撮影の場合は声掛けをしてカメラを意識させるよりも、自然な表情の撮影がおすすめです。
あとは、お子さまを真ん中に入れるのではなく、顔を向けている方の空間を少しあけて撮る、少しハイアングルに撮る、などがおしゃれに可愛く撮るコツです。
ひのまる写真
顔を向けている方の空間を少しあけて撮ったお写真(上下)
カメラの選び方
「カメラは何を使った方がいいでしょうか?」という質問を受けることがあります。
わたしがこういった質問を受ける際は、基本的にどちらが良いという回答はしていません。
どんな写真が撮りたいか。どんな用途で撮りたいか。それに限ると思います。
その方の状況を聞いた上でアドバイスさせていただくことが多いですね。
私たちカメラマンでもスマホで撮ることももちろんあります。
手軽に瞬時に撮るならスマホが一番ですよね。
旅行の記念やどんな状況下でも綺麗な写真が撮りたいなら、やはり一眼レフが良いと思います。
暗いところで明るい写真を撮ることやボケ感のある「ふわっと」した写真を撮りたいといった
自分の思い通りに撮れるという観点では、やはり断然一眼レフです。
カメラ選びは写真を撮る目的が大切
おすすめの写真整理方法
ご家庭で撮る写真については、成長の記録として、アルバムなどにとじたり、1年分のデータをまとめてフォトブックを作成したり。今はフォトブックも携帯などでも簡単に注文できるので、やはりデータだけでなく、カタチにしていただきたいなと思います。
写真館やプロが撮る場合はできる限り背景はスッキリさせて撮ります。
そういうおしゃれな写真ばかりではやっぱり成長の記録としては物足りないのではないかと個人的には思います。
ぜひ、ご家庭でしか撮れない、いろんな思い出の品が写った写真も残していただきたいです!
子連れOK!簡単フォトレッスン
私がお伝えしたいのは、とにかく楽しんで撮影してもらいたいということです。
「今撮りたい!」というその瞬間の気持ちを大事に、撮ってください。
一眼レフのオート撮影でも良い写真は撮れますが、私のフォトレッスン講座では
少人数できめ細かくアドバイスをしながらよりイメージに近い写真を撮れるようになる一眼レフ・ミラーレスのマニュアルモードの使い方をお教えしています。
ぜひ、こういった講座も活用されて、お子様専属のカメラマンとして素敵な笑顔を
残していっていただければ嬉しいです。
プロフィール:Smileキャッチフォトグラファーmiyu 小西美由紀さん
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